The Office Uchida, School of Computer

コンピュータを学習する人の学校:パソコンキャンパス、プログラミングキャンパス、ニューテクノロジーキャンパス
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Web2.0入門(1時間27分:学習時間1ヶ月コース)

対象となる方:Web 2.0について知りたい方、一般のビジネスに携わっている方、経営者、Web上の新しい動向について知りたい方

内容紹介:インターネットの世界が大きく変わろうとしています。その大きな流れが、Web 2.0という キーワードにまとめられて、さまざまなメディアで紹介されています。 本講座は、このWeb 2.0について、現時点で最も理解しすい形態であるe-Learningという方法を使って 解説しているものです。本講座は、コンピュータやプログラミングの専門家に対するものではなく、 一般の方を対象にしています。Web 2.0について、おおくの書籍が出ています。良書も多いのですが、 ある程度の知識を前提に書かれていることが多く、一般の方が読むには多少敷居が高くなっています。 そこで、この講座では、専門的な知識のない方でも容易に理解できるように、平易な解説を心がけました。

講師

神奈川大学工学部助教授
内田智史 詳しいプロフィール

学習方法:本コンテンツの学習方法は、こちらからどうぞ。

FAQ:本コンテンツに対するFAQは、こちらからどうぞ。

Web2.0入門(総講義時間:1時間27分)
第1章 Web2.0とは何か (20分44秒)
タイトル収録時間内容・キーワード
Web 2.0とは何か?2:50新しいビジネスモデルWeb2.0, オライリ社のCEOティム・オライリ氏、インターネット技術の成熟
Web 2.0の特徴:ユーザ面から(1)1:21インターネットユーザの爆発的増加,Yahoo! JAPANの1日のページビュー, ミクシィの登録者数
Web 2.0の特徴:ユーザ面から(2)1:48インターネットの利用の変化の仕方, 巨大な仮想販売空間, 現実世界の例:新宿高島屋, 楽天の例, アマゾンの例
Web 2.0の特徴:ユーザ面から(3)4:18今までの常識とは異なるビジネスモデル, アマゾンの例, 80:20の法則, パレートの法則, ロングテール現象, 『ワイヤード』編集長クリス・アンダーソン, リアル世界のコンビニ, ドロップシッピング, 検索システム
ユーザ参加型1:59アマゾンの購入履歴, リコメンド機能
集合知1:43アマゾンの例, ユーザの評価・感想, 購入履歴, データベース, リコメンド機能
集合知:ウィキペディア2:39百科事典, 誰でも執筆・編集可能, 信頼性の評価, 学会論文との比較, ネイチャーの調査結果
ウィキペディアの利点2:12項目が膨大, 情報が新しい, 集合知の活用
第2章 インターネットの簡単な歴史 (11分28秒)
タイトル収録時間内容・キーワード
インターネットの歴史:ARPA創設1:19ARPA(高等研究計画局), 世界初の人工衛星スプートニクの衝撃, DARPA(防衛高等研究計画局)
インターネットの歴史:パケット交換理論1:28パケット交換理論, レオナルド・クラインロック(MIT)
インターネットの歴史:ARPAネット開始0:50ARPAネット, カリフォルニア大学ロサンゼルス校, スタンフォード研究所, カリフォルニア大学サンタバーバラ校, ユタ大学
インターネットの歴史:普及2:21ARPAネットの国際接続, CSNET, JUNET, WIDEプロジェクト, IIJ, MILNET, NSFNET(全米科学財団), AOL(アメリカオンライン), ANSNET, Worldcom
インターネットの歴史:WWWの登場5:11CERN(欧州合同素粒子原子核研究機構), WWWの誕生, 最初のホームページの形態, HTML, ブラウザ, マーク・アンドリューセン(イリノイ大学), Mosaic, ネットスケープ・コミュニケーション, Netscape, Windows 95, Internet Explore(マイクロソフト), Yahooの登場, アマゾンの登場, Java, Google, ブログ, ミクシィ, Ajax
第3章 Web 2.0を実現する技術(1) (20分2秒)
タイトル収録時間内容・キーワード
ソフトウェア実現技術の変遷6:191990年以降のインターネット上のソフトウェアの発展, SGML, HTML, リンク機能, Mosaic, Netscape, Internet Explore, ブラウザ戦争, 互換性の低下, W3C, CSS, XML, XSLT, Webアプリケーション, JavaScript, Ajax
SGML1:42膨大なマニュアルの山, SGML, HTML
ホームページが表示される仕組み1:43HTMLの発展, Webサーバ, ブラウザの起動, URLの入力
htmlの仕組み2:25htmlの内容, html 4.01, <title>タグ, <h1>タグ, <p>タグ, リストの表示
ブラウザ戦争とhtmlの見栄え化2:46Netscape, Internet Explore, ブラウザ戦争, 見栄え重視の独自機能, <font>タグ, W3C, CSS(Cascading Style Sheet), html 4.01
文書の構造と見栄えの分離2:06文書の構造の記述, タイトルの記述, 章の記述, 段落の記述, スタイルファイル, 文書の構造とスタイルファイルの分離
CSS(その1)1:22CSS, スタイルシート, HTML 4.01, スタイルの記述
CSS(その2)0:22文書とスタイルファイルと分離
第3章 Web 2.0を実現する技術(2) (9分11秒)
タイトル収録時間内容・キーワード
ソフトウェア実現技術の変遷0:29XMLの位置付け
XMLとその周辺技術2:01XML Schema, DTD (Document Type Definition), XSL (eXtensible Stylesheet Language), XSLT (XSL Transformation), XML (eXtensible Stylesheet Language), XQuery
XMLとは2:58テキストファイル, バイナリファイル, XML文書, タグ, XMLによる文書の表現, XMLによるデータの表現, XMLの単純さ
XMLの利点(1)1:14データの互換性の向上, ワープロファイルの例
XMLの利点(2)1:58Word文書をXMLで書き出す, そのファイルをテキストファイルで修正する
第3章 Web 2.0を実現する技術(3) (6分01秒)
タイトル収録時間内容・キーワード
ソフトウェア実現技術の変遷0:49Ajax
Ajax(エイジャックス)1:13Ajax (Asynchronous JavaScript + XML), LiveScript, JavaScript, プログラミング言語, Ajaxフレームワーク
非同期処理とは2:43同期処理(ログイン画面の例), 同期処理(部屋の温度変化の観測), 同期処理の例(ネットオークションの例), 非同期処理の例(部屋の温度変化の例), 非同期処理の例(ネットオークションの例)
第4章 Web 2.0指向の新しい新ビジネスモデル (19分34秒)
タイトル収録時間内容・キーワード
インターネットの普及とWeb2.0的なサイトの発展2:07WWWの発明(CERN), HTML, Mosaic, Internet Explore, Yahoo, アマゾン, Java, Google, 2000年問題, ミクシィ, Ajax, 1990年代の前半はブラウザの発展, 1990年代の後半は検索エンジンの発展, 2000年代は大衆参加型のシステムの発展
Web2.0的なサービス事例:Google AdSense(1)3:00Google AdSense, 広告サービス, クローラ, 文章分析技術, キーワード情報, グーグル・アドワーズ, 検索結果連動型広告, リスティング広告, クリック保障型広告, ページビュー保障型広告, 類似システム, オーバーチェア
Web2.0的なサービス事例:Google AdSense(2)2:52グーグル・アドワーズ, 個人のホームページへの広告の掲示, ホームページの内容に適した広告の掲示, ホームページの内容分析
Web2.0的なサービス事例:Amazon.com(1)1:221995年創業以来赤字続き, 2001年末に黒字転換, 地道なシステム改善努力, 品揃えの豊富さ, カスタマーレビュー, リコメンド機能, ユーザの徹底的な利用, カスタマーレビューのユーザによる評価, 集合知の積極的な利用
Web2.0的なサービス事例:Amazon.com(2)1:02アマゾンの広告サービス, アマゾンアソシエイト・プログラム, アマゾンおまかせリンク, 膨大な広告スペースの確保
Google Earth1:31世界中を驚かせたソフトウェア, Webアプリケーションの欠点を克服, 非同期処理による通信, JavaScript, ブラウザの互換性の問題が解決, Ajaxを世に知らしめたアプリケーション
Google Mapsとマッシュアップ1:58地図情報, レストラン情報, 航空写真や衛星写真, Google Mapsの利用, Google Maps API, API (Application Programming Interface), マッシュアップ, 音楽用語, 地図と旅行情報のマッシュアップなど
Web2.0指向の新ビジネスモデルの特徴5:22集合知の利用, 処理の可能な限りの自動化, データベースの強化, 情報分析力の強化, ユーザの利便性の向上

本コンテンツの学習方法

本コンテンツは、インターネット上で学習する新しい形態の教育システムです。 すべての教材はWeb上にあり、期間内であれば、いつでも視聴することができます。

この講座に関しては、講座の内容の詳細な説明とポイントが上記に記載されていますので、 復習などに役立ててください。

質問は受け付けておりませんが、私の大学の電子メールアドレス(uchida@inf.ie.kanagawa-u.ac.jp)には、一般の方や私の書籍の読者から多くの質問が参ります。 すべての質問に直ちに答えることはできませんが、極力解答するようにしています。常にお答えできるか分かりませんが、メールしてみてください。 なお、そのような質問は、FAQ集に登録させていただきます。

本コンテンツに対するFAQ

質問:本を読んで勉強するのと、このコンテンツで学習するのとどこが違うのですか?

 本では、説明したい表現がどうしても限定されます。アニメーションも使えませんし、色も制限されます。 しかし、e-Learningコンテンツは、このような表現上の制限が書籍に比べて少なくなっています。 ですから、豊富な表現で分かりやすく説明することができるので、書籍を一人で読むよりははるかに 迅速に理解することができると私は思っています。

質問:すべてを学習するのにどのくらいの期間がかかりますか?

 e-Learningのコンテンツの総時間は1時間27分ですが、場合によっては、視聴後に学習内容を整理したり 何回か視聴を繰り返すこともあるかと思います。 そのような点を考慮すると最低でも3時間、できたら6時間くらいの学習時間を取る必要があるでしょう。

質問:どのような方にこのコンテンツはお勧めですか?

 本講座は、コンピュータやインターネットの専門家ではない方でも容易に学習できるように配慮しました。 ですから、一般の会社員の方、インターネットビジネスに興味のある方、教員の方、公務員の方、専業主婦の方、あらゆる方に お勧めしたいと思います。

質問:私はインターネット関係の仕事をしていますが、私でも学習する価値はありますか?

 どの程度かかわっているかにもよります。上記の紹介内容をご覧になり、半分程度知らない内容が あれば十分学習する価値はあると思います。また、ある程度ご存知の方でも、知識を整理するうえでは学習する価値が あると思います。

質問:グーグルアドワーズ広告を自分のサイトに載せようと思っていますが、そのようなノウハウも説明していますか?

 本講座は、Web 2.0の概念の学習を行うためのもので、個々の作業の手順などについては説明しておりません。Web 2.0の概念を学習し、それをご自分のサイト運営などに活用することはできますが、具体的な個別作業手順については一切説明していません。

質問:私はプログラミングなどまったく分かりませんが、この講座を受講しても問題ありませんか?

 本講座は、専門家向けではなく、一般の方を対象としています。 プログラミングの経験は全く不要です。安心して受講していただいてよいと思います。